世界遺産 その305 [世界遺産]
今日も引き続き先日行きましたドイツ中部旅行で訪れた世界遺産を紹介します。
・クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街(ドイツ連邦共和国)
10世紀頃から続く古い街並みが世界遺産に登録されています。
ここでは、街並みと代表的な建物を紹介していきます。
街の中心部から少し東にある広場のような場所です。左は聖ニコライ教会です。
街の中心にある広場で市庁舎です。付近は商店、屋台が立ち並んでいて、お昼ご飯はここで済ませました(^^)
街の西側に位置するSt. Aegidii教会です。
南側へ歩いていきます。個性的な建物が多いですね(^^)
街の中心から南に位置していて、丘の上に立つ城で教会と一体になっています
左側が教会で、聖セルヴァティウス教会(聖堂参事会教会)、右側が城(宮殿)にです。
教会の地下部分には神聖ローマ帝国のハインリヒ1世のお墓があります。残念ながらこの部分は撮影禁止です。
宮殿部分は修復工事中でしたが、一部見学できます。
小さな庭園もありました。
お城から見たヴェートリンブルク旧市街です。
街の中心から南へ少し離れた所にあるヴィペルティ教会です。地下聖堂があります。
ヴェートリンブルク旧市街は一日中のんびりできる感じの場所かもしれないですね。
登録年:1994, 登録基準:(4)
ヴェートリンブルク駅までは宿泊した街 マクデブルクの中央駅から列車で1時間15分ぐらいで着きます。ヴェートリンブルク駅から市庁舎までは歩いて20分ぐらいかかりますが、そこまで歩かなくても古い街並みが見えてきます。
世界遺産 その304 [世界遺産]
今日も先日行きましたドイツ中部旅行で訪れた世界遺産を紹介します。
・ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会(ドイツ連邦共和国)
ヒルデスハイムという街にある2つの教会が世界遺産に登録されています。
・聖マリア大聖堂
11世紀初めに建てられその後増改築されたようですが、第2次世界大戦時に破壊され、その後再建したものです。
内装までは復元しなかったようです。
いくつか貴重な物が展示されています。また、付属する博物館でも展示されています。
石棺も置かれていました。
中庭には祠が建っています。
2Fの回廊から奥に行くと付属の博物館へ行くことができます。
・聖ミカエル教会
こちらも11世紀初めごろに建てられた教会でが、同じく第2次世界大戦時に破壊され、その後修復したようです。
砂岩が交互に積まれているのがいい感じですね。
この教会の最大の特徴は天井画で、大戦時は外されていたため、残ったようです。
天井画を見やすくするために、鏡も置かれていました(^^)
祭壇下の様子です。
登録年:1985, 登録基準:(1),(2),(3)
当日はゴスラーから行きましたが、普通列車で40分ぐらいでヒルデスハイム中央駅に着きます。また帰りのヒルデスハイム中央駅からハノーファー中央駅までは普通列車で20分ぐらいです。
ヒルデスハイム中央駅に近い聖ミカエル教会までは歩いて約20分、聖マリア大聖堂までは約25分ぐらいです。聖ミカエル教会と聖マリア大聖堂は歩いて10分ぐらい離れています。
世界遺産 その303 [世界遺産]
今日も引き続き先週行きましたドイツ中部旅行で訪れた世界遺産を紹介します。
・ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システム(ドイツ連邦共和国)
主に2か所の資産に分かれており、今回はゴスラーにあるランメルスベルク鉱山を見てきました。
・ランメルスベルク鉱山
ゴスラー駅から南へ約1.5kmのところにあるランメルスベルク鉱山跡です。1000年以上前から掘られていたようです。
いくつかの建物を自由に回る入場券と、実際に鉱山跡を見るアクティビティがいくつかあるようで、観光客が多くいました。今回は建物だけを見学しています。
坑道見学はここを通って行くようです。
坑道を走っていたトロッコです。
工場跡にはいろいろな展示がしてありました。
こちらは別の建屋の展示で、鉱山の歴史、実際に使われたものが展示されています。
こちらにの地下トンネルにもトロッコが展示されていました。
ケーブルカーも敷設されていたようです。
発電施設のモーターです。
・ゴスラー旧市街
鉱山街として栄えたゴスラー旧市街が世界遺産の範囲に含まれています。軽く街歩きをしていますので、紹介します。
車が写っていなければ中世と見間違えるような場所ですね(^^)
特に建物の中には入っていません…
登録年:1992, 登録基準:(1),(2),(4)
ハノーファー中央駅からゴスラー駅まで普通列車で約1時間ぐらいです。旧市街までは歩いて5分もかからないです。ランメルスベルク鉱山までは歩いて30分ぐらいかかります。バスも通っていましたが、今回は利用していません。
世界遺産 その302 [世界遺産]
今日も先週行きましたドイツ中部旅行で訪れた世界遺産を紹介します。
・アルフェルトのファグス工場(ドイツ連邦共和国)
アルフェルトという街にある20世紀初めに建てられたファグス社の靴型工場が世界遺産に登録されています。
現在でも稼働中の工場です。守衛さんがいるのですが、見学したい旨を伝えると入れました。
建物はガラス窓が多くあり、当時としては斬新なデザインで造られていました。設計に関わっていたのが、ドイツのデザインで有名な「バウハウス」の創立者 ヴァルター・グロピウスのようです。ちなみに、「バウハウス」の関連する建物も別の世界遺産に登録されていますね。
こちらの建物は世界遺産のビジターセンターとして活用されていました。
こちらは木造の建物で、今は博物館として活用されています。
博物館の展示内容を簡単に紹介します。工場建物の全体模型です。
靴の木型がオブジェのように展示されていました。
実際に造られた靴のようです。
建物の半分は主に靴について、残りの半分は工場、環境(木型ということで森)について展示されています。
登録年:2011, 登録基準:(2),(4)
ファグス工場はアルフェルト駅近くの鉄道沿線にあります。
行きに訪れたヘクスター駅から普通列車を乗り継いで約1時間の所にアルフェルト駅があります。また、帰りに利用したハノーファー中央駅までは、普通列車で40分ぐらいです。
アルフェルト駅構内からファグス工場の煙突を確認することもできます。
世界遺産 その301 [世界遺産]
今日も引き続き先週行きましたドイツ中部旅行で訪れた世界遺産を紹介します。
・コルヴァイのカロリング朝ヴェストヴェルクとキウィタス(ドイツ連邦共和国)
英語をカタカナにしただけのなんだかよくわからない日本語の世界遺産の名称になっていますが、訪れた感じでは「カロリング朝時代の教会とコルヴァイの領」といった感じでしょうか。
ヘクスターという小さな街から少し離れた所にあり、コルヴァイと呼ばれるところにある修道院の教会と館(宮殿)が世界遺産に登録されています。一時期、コルヴァイが修道院領として認められていたようです。
写真右側が修道院で領主の宮殿のように使われた場所で18世紀初めに建てられたようです。左側の教会は9~12世紀頃に建てられ、増改築されたようです。
修道院は真ん中に正方形の中庭があります。
教会と内部です。
2階には貴重な壁画の跡が残っています。
教会の裏側には跡で紹介する図書館(室)で19世紀中頃の司書だっだお墓があります。
修道院側で後に宮殿のように使われた場所もかなりの部屋が公開されています。
大広間は今でも何かの催し物で利用されているようです。
ここの特徴は、19世紀の中頃に集められたたくさんの図書が、いくつかの部屋にまたがって置かれています。
この部分は修道院らしい感じを残していますね。
登録年:2014, 登録基準:(2),(3),(4)
ハノーファー中央駅から普通列車で45分かけてKreiensen駅まで行き、そこから乗り換えてヘクスター駅までさらに約45分かけて行きました。
ヘクスター駅からはコルヴァイまでは歩いて30分ぐらいかかります。