世界遺産 その149 [世界遺産]
今日も韓国からです。
・八萬大蔵経の納められた伽倻山海印寺(大韓民国)
寺の入口に立つ一柱門です。
全体を撮った写真がありませんでしたが、2つ目にある鳳凰門です。
3つ目にある解脱門です。
解脱門をくぐったところにある九光楼です。
左手には梵鐘閣があります。
階段を上がると、正面に仏像が安置してある大寂光殿があります。その右手前に新羅様式で作られている庭中三層石塔があります。
そして一番奥に世界遺産指定の元になっている蔵経板殿があります。残念ながら今年(2013年)からしばらくの間(2016年頃まで?)、外観だけで中には入れないようです。
この建物には大蔵経と呼ばれる仏教経典の版木が納められており、その版木の枚数が8万を超えることから八萬大蔵経と呼ばれるようです。
この版木ですが、高麗時代に作られたもののモンゴル軍により焼失。その後、江華島で13世紀中頃に再作成されたようです。作られた当時は、江華島で保管されていたようですが、そのご現在の海印寺に移されました。
海印寺に行く途中にある海印寺聖堂博物館では保管の様子と版木の様子を見ることができます。
ちなみに江華支石墓の横にある博物館にも版木の様子が展示されています。
登録年:1995, 登録基準:(4),(6)
海印寺まではまずソウルからKTXに乗り東大邱駅に行きます。東大邱駅から大邱地下鉄1号線に乗り聖堂モッ駅で降ります。大邱の西部バスターミナルがありますので、そこから海印寺行きのバスで終点まで行きます。実際には終点まで行かずに1つ手前のバス亭で降りた方が近いですが、行ったのが閑散期でほとんど乗客がおらず、どこが1つ手前のバス停かよくわからず、そのまま乗っていました(^^;西部バスターミナルで事前に切符を買う必要がありますが、その切符にバスの乗車口が書かれていますので、ハングルが読めなくても乗車することは簡単でした。
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