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世界遺産 その292 改訂3版 [世界遺産]

今日も'21/9に行きました佐世保・壱岐旅行からで、今日は本ブログのメインテーマ 世界遺産からです。世界遺産の前回の更新は'21/12/29の法隆寺を掲載した「世界遺産 その72 改訂版」以来で、半年ぶりですね(^^;

佐世保市にある黒島全体が「黒島の集落」として世界遺産に登録されていますので、代表的な場所を追記して掲載します!

・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(日本国)

「その292 改訂版」へ新たに訪れた五島列島の構成資産を追記して掲載します。

・大浦天主堂

江戸時代末期に建てられた教会で、明治初期に増改築し今に至っています。

信徒発見といわれる舞台になった場所です。

周辺には関連する建物があります。

・外海 出津集落

隠れキリシタンが住んでいた今の長崎市外海地区 出津集落に、明治時代に入り教会が建設されました。

旧出津救助院と合わせて周辺の集落が世界遺産の対象になっています。

・外海 大野集落

こちらも隠れキリシタンが住んでいた今の長崎市外海地区 大野集落に、明治時代に入り教会が建設されました。石積みの建物は珍しいですね。

・原城跡

江戸時代初期に起きた島原の乱にてキリスト教徒を含む住民が立てこもった場所です。

住民側の代表として、いわゆる天草四郎は有名ですね。

大きな城跡ですが、その後の一揆の拠点にならないよう、大部分が破壊されています。

・黒島の集落

興禅寺というお寺ですが、潜伏キリシタンがマリア像として見立てた像もあったようです。

牧場跡地で、潜伏キリシタンが平戸から移住して開拓したようです。

潜伏キリシタンの墓地が残っています。

潜伏キリシタンの当時の指導者だった方の屋敷跡で、1865年の信徒発見の報を受け、大浦天主堂へ告白しに行ったようです。

20世紀初めに建てられた黒島天主堂です。重要文化財に指定されています。

カトリック共同墓地で黒島天主堂が建てられた頃より使われているようです。

・平戸島の聖地と集落 春日集落と安満岳

安満岳の山頂にある神社の奥に信者の祠が残っています。

山頂からは春日集落を見ることができます。

信者が切り開いた棚田が今も残っています。

棚田内には小高い山「丸尾山」があり、キリシタン墓地があったようです。

・平戸島の聖地と集落 中江ノ島

平戸島からほど近いところにある小さな島です。江戸時代初期にキリシタンを処刑した場所で、その後、信者の間で聖地とみなされている場所のようです。

現在、一般の人は立ち入ることができません。

・久賀島集落

五島列島 久賀島にある築100年以上経つ旧五輪教会堂を含む周辺地区が世界遺産に登録されています。

・奈留島 江上集落

五島列島 奈留島にある江上天主堂を含む地区が世界遺産に登録されています。こちらも築100年を経ています。また、湿度が高いことから、高床式になっている珍しい建物です。

・天草 﨑津集落

天草 﨑津にある隠れキリシタンがいた集落が範囲に登録されています。教会自体は昭和の建物ということで、メインではありませんが、近くにある﨑津諏訪神社などが含まれています。

神社奥にある展望台の途中から見た﨑津の街並みです。

登録年:2018, 登録基準:(3)

残る未訪問場所は上五島の頭ヶ島集落と野崎島集落の2か所です。


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