世界遺産 その181 [世界遺産]
今日から先日まで行っていたトルコの世界遺産を早速順に紹介していきます。
・トロイの古代遺跡(トルコ共和国)
ホメロスの叙事詩「イーリアス」に記述があるトロイア戦争の神話をドイツ商人 シュリーマンが実話と信じ、神話を元に探し出した遺跡です。
トロイの遺跡そのものは9世代(時代)にわたり、何回も造られた街になっており、シュリーマンが発掘したと思われた遺跡は、トロイア戦争が行われたと考えられるものとは異なるようです。
第IV時代(紀元前2000年頃)の劇場跡です。
遺跡内の通路ですが、城壁が埋まっているのが見えます。
生贄を捧げる場所か何かのようです。
第XI時代(紀元前1500年前後)に造られた坂道です。よく作られています。
いくつかの時代のものが重なっているのがわかります。
シュリーマンが発掘した場所です。考古学的な観点を持ち合わせていなかったため、上側の遺跡が破壊されてしまったようです。
一番高いところにあったアテネ神殿のようです。第VIII~IX時代(紀元前1000~紀元500年頃)の遺跡です。
街を取り囲んでいた城壁です。
遺跡の入り口にはトロイア戦争の神話に基づいた木馬の模型が置いてあります。大きさ、形は想像ですが、木材は当時のトロイで利用されていた木を使って、造られています。中に入ることもできます。
登録年:1998, 登録基準:(2),(3),(6)
航空写真の縮尺を見てもわかりますが、トロイ遺跡は大きくありません。
パッケージツアーで訪れました。
此処は訪ねてみたい場所のひとつです。
とても参考になります。
by ポルックス (2014-05-05 15:47)