世界遺産 その206 [世界遺産]
今日から先日登録されました世界遺産を紹介します。今日はまず日本からです。
・明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(日本国)
明治の産業に関わる23の資産が世界遺産に登録されていますが、そのうち3箇所を見ていますので、順に紹介していきます。
・旧集成館
幕末の19世紀中頃に薩摩藩の軍事強化と産業育成を目的に造られた場所です。’08/11に訪れました。
機械工場です。
反射炉跡です。こちらは島津別邸 仙厳園の敷地内にあります。
・旧グラバー住宅
貿易商であり、明治初期の産業に貢献したトーマス・グラバーの私邸です。’10/7に訪れました。
内部も公開されています。
キリンビールのラベルの原型になった狛犬です。狛犬の髭はトーマス・グラバーの髭を元にしているそうです。
・三菱長崎造船所 ジャイアント カンチレバークレーン
1909年に造られたイギリス製のクレーンです。
グラバー園から写した長崎港で、対岸が三菱重工 長崎造船所だと思います。1つ上の写真中央、下の写真右端にジャイアント カンチレバークレーンが写っています(^^;ってこの写真だと無理がありますね(^^;
範囲的には第三船渠、占勝閣も含まれていそうなのですが、それらしいものは見つけられず…
登録年:2015, 登録基準:(2),(4)
旧集成館へはレンタカー、グラバー園は宿泊先のホテルから歩いて行きました。
2010年に長崎を訪れた時に軍艦島も訪れたかったのですが、梅雨時で天気をぎりぎりまで見てしまったので、結果的に予約が埋まってしまい、行けませんでしたね。
それにしても、今回掲載した写真にどれも人が写っていないですね。今だったら、人が写らないようにするのは無理ですよね。
23の資産には現役の工場も含まれているため、全てを見ることができませんが、機会を見つけて訪れた際に、改訂版として追加掲載したいと思います。
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