世界遺産 その292 改訂版 [世界遺産]
今日から'19/12に行きました平戸旅行から順に紹介していきます。まずは本ブログのメインテーマ「世界遺産」からです。
・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(日本国)
「その292」で掲載したものに平戸の構成資産を追記して掲載します。
・大浦天主堂
江戸時代末期に建てられた教会で、明治初期に増改築し今に至っています。
信徒発見といわれる舞台になった場所です。
周辺には関連する建物があります。
・外海 出津集落
隠れキリシタンが住んでいた今の長崎市外海地区 出津集落に、明治時代に入り教会が建設されました。
旧出津救助院と合わせて周辺の集落が世界遺産の対象になっています。
・外海 大野集落
こちらも隠れキリシタンが住んでいた今の長崎市外海地区 大野集落に、明治時代に入り教会が建設されました。石積みの建物は珍しいですね。
・原城跡
江戸時代初期に起きた島原の乱にてキリスト教徒を含む住民が立てこもった場所です。
住民側の代表として、いわゆる天草四郎は有名ですね。
大きな城跡ですが、その後の一揆の拠点にならないよう、大部分が破壊されています。
・平戸島の聖地と集落 春日集落と安満岳
安満岳の山頂にある神社の奥に信者の祠が残っています。
山頂からは春日集落を見ることができます。
信者が切り開いた棚田が今も残っています。
棚田内には小高い山「丸尾山」があり、キリシタン墓地があったようです。
・平戸島の聖地と集落 中江ノ島
平戸島からほど近いところにある小さな島です。江戸時代初期にキリシタンを処刑した場所で、その後、信者の間で聖地とみなされている場所のようです。
現在、一般の人は立ち入ることができません。
・天草 﨑津集落
天草 﨑津にある隠れキリシタンがいた集落が範囲に登録されています。教会自体は昭和の建物ということで、メインではありませんが、近くにある﨑津諏訪神社などが含まれています。
神社奥にある展望台の途中から見た﨑津の街並みです。
登録年:2018, 登録基準:(3)
大浦天主堂には’10年、﨑津集落には’15年、外海、原城跡には’16年、平戸には'19年に訪れており、いずれもレンタカーを使用した個人旅行で行きました。
佐世保 黒島、五島列島の教会群が残っていますが、なかなかアクセスが難しいですね。
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