世界遺産 その292 [世界遺産]
現在行われている第42回 世界遺産委員会で長崎の教会が今日6/30、世界遺産に登録されましたので、早速紹介します(^^)
・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(日本国)
これまでに5か所の資産へ訪れましたので、紹介します。
・大浦天主堂
江戸時代末期に建てられた教会で、明治初期に増改築し今に至っています。
信徒発見といわれる舞台になった場所です。
周辺には関連する建物があります。
・外海 出津集落
隠れキリシタンが住んでいた今の長崎市外海地区 出津集落に、明治時代に入り教会が建設されました。
旧出津救助院と合わせて周辺の集落が世界遺産の対象になっています。
・外海 大野集落
こちらも隠れキリシタンが住んでいた今の長崎市外海地区 大野集落に、明治時代に入り教会が建設されました。石積みの建物は珍しいですね。
・原城跡
江戸時代初期に起きた島原の乱にてキリスト教徒を含む住民が立てこもった場所です。
住民側の代表として、いわゆる天草四郎は有名ですね。
大きな城跡ですが、その後の一揆の拠点にならないよう、大部分が破壊されています。
・天草 﨑津集落
天草 﨑津にある隠れキリシタンがいた集落が範囲に登録されています。教会自体は昭和の建物ということで、メインではありませんが、近くにある﨑津諏訪神社などが含まれています。
神社奥にある展望台の途中から見た﨑津の街並みです。
登録年:2018, 登録基準:(3)
大浦天主堂には’10年、﨑津集落には’15年、出津集落、大野集落、原城跡には’16年に訪れており、いずれも個人旅行です。まだ、行けていない場所も多いですが、どこかのタイミングで見に行きたいですね。
明日も、今回の世界遺産委員会で登録された場所を紹介します!!