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世界遺産 その279 [世界遺産]

今日も先週行きました南イタリア旅行で訪れた世界遺産を紹介します。

・デル・モンテ城(イタリア共和国)

13世紀頃、時のシチリア王フェデリコ2世によって作られたお城です。モンテは山という意味なので、日本語だと単なる山城になってしまいますが(^^;、そうとは思えないような城の形をしています。

城を造った目的は不明ですが、フェデリコ2世はイスラム文化にも造詣があり、八角形の幾何学模様を採用した城になっています。八角形の隅に八角形の塔があります。棟には一部スリットが入っていますが、矢で射るために造られているようですが、攻撃に使われた事実はないようです。

また、城のある位置は当時キリスト教の中心地であったシャルトルとイスラム教のメッカを直線上で結ぶところにあり、謎に満ちています…

窓の作りは1階と2階で異なっています。

城の内側も八角形の中庭があります。

展示物として、城の模型が置いてありました。イメージつきますでしょうか…

今は壁、柱の一部分しか大理石が残っていませんが、当時は一面に大理石で覆われていたようです。

2階からの様子です。

8隅に部屋がそれぞれありますが、1つだけ窓が大きい部屋があります。妃?の出身地であるバルレッタの街がここから眺められるようになっているようです。

また、2階の1つの部屋には緑色の大理石が張られていた場所があり、ここが王の重要な場所だったようです。ちなみに赤い柱がありますが、修復時の証拠としてわかるようにフェイクが使われています。

登録年:1996、登録基準:(1),(2),(3)

パッケージツアーで訪れました。


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