世界の鉄道 その230

今日も引き続き先月初めに行きましたイベリア半島北西旅行で利用した鉄道を紹介します。

・スペイン国鉄(Renfe) IC10926(TH)(ルーゴ駅 - アコルーニャ駅)

世界遺産の街ルーゴから世界遺産の灯台がある街 アコルーニャ駅へ向かいます。

9:35発の列車に間に合うよう、少し早めの9時頃 ルーゴ駅に到着。

電光掲示板を見ると遅れもなく来るようです。ちなみに次にこの駅を出発する列車は11:10発のアコルーニャ駅方面とは反対の前日に来たオウレンセ方面の列車です。この駅、列車の本数が少ないです…(^^;

ちなみにこの駅を出発する列車はこのダイヤに掲載されている分だけです。両方向合わせて12本しかありません(^^;;;

ホームはこんな感じです。

さて、ここから長い時間の始まりです。到着5分前になって、電光掲示板に5分遅れの表示が。すぐに来るかなと思ったら、電光掲示板の表示がいきなり30分遅れに。さらに待つこと到着予定時刻5分前になって、さらに30分遅れに…(**)

こんなことを繰り返しながら…

最終的には1時間50分遅れで列車がやってくるようです(TT)。この列車、ダイヤを見るとバルセロナからの寝台列車(TREN HOTEL)のようで、長距離列車にありがちな遅延が積もりに積もった感じのようです。とは言え、最初から遅くなることはある程度予測がついて、遅れもそのように最初から掲示してくれれば、やきもきしなくても済んだのですが…

ちなみに列車の本数が少ないので、アコルーニャ行きの列車の次発は19:45発で、前日に乗ってきた列車しかありません(^^;;;この駅に来る列車も次は16時と掲示されてますね…

待っている間、世界遺産を含めアコルーニャの観光をどうするか、Google Mapsとにらめっこしてました…幸い、アコルーニャのバスの経路と時刻表がGoogle Mapsに掲載されていましたので、アコルーニャ駅から世界遺産「ヘラクレスの塔」までどう行くか調べやすかったです。とは言え、元々の予定の持ち時間は3時間45分。結果的に約2時間無駄になりましたので、1時間45分でどうするか。(1)あきらめるか、(2)バスを使うも次に乗る列車を変更するか、(3)タクシーを使うか…と、アコルーニャ駅に到着するまで、思案していました…

11時半、列車がようやく到着…

この区間に1等車はなく、2等車として予約していたのですが、割り当てられた席は最後尾車両の1等車でした。他の車両は見ていませんがおそらく寝台タイプで、この車両は2等車としてこの区間は開放しているような感じです。

ちなみに、前席に座った乗客も観光客だったのか、珍しかったようで、しきりに車内で写真を撮りまくっていました(^^;;;

アコルーニャにもうすぐ到着です。若干遅れを取り戻すため早かったようで、遅れを10分ぐらい早くなっている感じでした…

乗車時間は約1時間半。待っているほうがはるかに長かったです(**)

この頃には観光をどうするか決めていました。強引ですがバスに乗車し、次に向かう列車も遅らせないことに…

アコルーニャ駅に到着後、スーツケースを持ちながら早足でバス停に。途中、向こうから頭の中で予定していたバスより1本早いバスを発見。20分に1本のダイヤですので、かなりリカバリーができました。ラッキーでしたね。

・スペイン国鉄(Renfe) MD9153(アコルーニャ駅 - サンティアゴ デ コンポステーラ駅)

世界遺産「ヘラクレスの塔」の観光を終え、次の世界遺産の街 サンティアゴ デ コンポステーラに向かいます。

駅には15分前に到着です。

高速鉄道扱いで、荷物検査がありました。ギリギリに駅に到着後、飛び乗るということはできないですね…

利用したのは2等車です。サンティエゴ デ コンポステーラまでは約30分です。

サンティエゴ デ コンポステーラ駅に予定通り到着。ちなみに、アコルーニャ駅 - サンティエゴ デ コンポステーラ駅 - 前日のビーゴ駅までは幹線のため、列車の本数はままあります。なので、乗る列車を遅らせても、それほど支障はないです…

一番最初に計画した旅程は、サンティエゴ デ コンポステーラに2泊して、1日目にサンティエゴ デ コンポステーラ、2日目にアコルーニャ、ルーゴへ遠出するつもりだったのですが、ルーゴへの交通の不便さに呆然としてしまいました(^^;;;

都市間バスを使えばもう少し効率よく行けるかもしれませんが、調べていないです。

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