世界遺産 その301 [世界遺産]
今日も引き続き先週行きましたドイツ中部旅行で訪れた世界遺産を紹介します。
・コルヴァイのカロリング朝ヴェストヴェルクとキウィタス(ドイツ連邦共和国)
英語をカタカナにしただけのなんだかよくわからない日本語の世界遺産の名称になっていますが、訪れた感じでは「カロリング朝時代の教会とコルヴァイの領」といった感じでしょうか。
ヘクスターという小さな街から少し離れた所にあり、コルヴァイと呼ばれるところにある修道院の教会と館(宮殿)が世界遺産に登録されています。一時期、コルヴァイが修道院領として認められていたようです。
写真右側が修道院で領主の宮殿のように使われた場所で18世紀初めに建てられたようです。左側の教会は9~12世紀頃に建てられ、増改築されたようです。
修道院は真ん中に正方形の中庭があります。
教会と内部です。
2階には貴重な壁画の跡が残っています。
教会の裏側には跡で紹介する図書館(室)で19世紀中頃の司書だっだお墓があります。
修道院側で後に宮殿のように使われた場所もかなりの部屋が公開されています。
大広間は今でも何かの催し物で利用されているようです。
ここの特徴は、19世紀の中頃に集められたたくさんの図書が、いくつかの部屋にまたがって置かれています。
この部分は修道院らしい感じを残していますね。
登録年:2014, 登録基準:(2),(3),(4)
ハノーファー中央駅から普通列車で45分かけてKreiensen駅まで行き、そこから乗り換えてヘクスター駅までさらに約45分かけて行きました。
ヘクスター駅からはコルヴァイまでは歩いて30分ぐらいかかります。